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*公開終了日:2010-06-24(日本時間)
【ジュゼッペ・アルチンボルド/夏】 アルチンボルドが活躍した16世紀後半の美術は、マニエリスムと呼ばれる様式が支配的だった。マニエリスムは奇想を好み、象徴的な図像や、複雑で難解な表現が好んで使われた。イタリア生まれのアルチンボルドは40代半ばでプラハに招かれ、神聖ローマ皇帝マクシミリアンの宮廷画家となった。その才を高く評価されていたのである。特に彼の名を高めたのは、本作のような奇妙な肖像画で、さまざまな事物を組み合わせて人の顔を形作る発想の妙は、ほかに比すべき例があまり思い当たらない。ここでは夏の果実や草花がからみあって、人物の横顔を作り上げている。四季のシリーズでいくつか作例があるほか、「土」「水」などをテーマにした人物像も知られている。 Copyright/Photo RMN/J.G.Berizzi/digital file by DNPAC
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【ジュゼッペ・アルチンボルド/夏】 アルチンボルドが活躍した16世紀後半の美術は、マニエリスムと呼ばれる様式が支配的だった。マニエリスムは奇想を好み、象徴的な図像や、複雑で難解な表現が好んで使われた。イタリア生まれのアルチンボルドは40代半ばでプラハに招かれ、神聖ローマ皇帝マクシミリアンの宮廷画家となった。その才を高く評価されていたのである。特に彼の名を高めたのは、本作のような奇妙な肖像画で、さまざまな事物を組み合わせて人の顔を形作る発想の妙は、ほかに比すべき例があまり思い当たらない。ここでは夏の果実や草花がからみあって、人物の横顔を作り上げている。四季のシリーズでいくつか作例があるほか、「土」「水」などをテーマにした人物像も知られている。 Copyright/Photo RMN/J.G.Berizzi/digital file by DNPAC