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*公開終了日:2010-06-24(日本時間)
【サンドロ・ボッティチェルリ/ヴィーナスの誕生】 西欧では中世以降ルネサンスにいたるまで、キリスト教美術が主流であり、ギリシア・ローマなどの異教の神々が描かれることはほとんどなかった。ルネサンスはこうした古代の文化が再発見された時代でもあった。ボッティチェルリのこの作品は、古代神話をあつかったルネサンス初の大作であり、愛と美の女神ヴィーナスが、海の泡から生まれたあと、西風ゼフュロスの吹く息によって海岸へと送り届けられる場面を描いている。貝殻にのったヴィーナスは、手で局部を隠す「慎みのヴィーナス」のポーズで、まるでローマ彫刻のような均整のとれた美しい姿で表されている。岸辺では、再生と復活の季節である春をあらわすニンフ(精霊)のホーラが、衣を手にヴィーナスを迎えている。 Copyright/Photo:The Bridgeman Art Library/DNP Archives
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【サンドロ・ボッティチェルリ/ヴィーナスの誕生】 西欧では中世以降ルネサンスにいたるまで、キリスト教美術が主流であり、ギリシア・ローマなどの異教の神々が描かれることはほとんどなかった。ルネサンスはこうした古代の文化が再発見された時代でもあった。ボッティチェルリのこの作品は、古代神話をあつかったルネサンス初の大作であり、愛と美の女神ヴィーナスが、海の泡から生まれたあと、西風ゼフュロスの吹く息によって海岸へと送り届けられる場面を描いている。貝殻にのったヴィーナスは、手で局部を隠す「慎みのヴィーナス」のポーズで、まるでローマ彫刻のような均整のとれた美しい姿で表されている。岸辺では、再生と復活の季節である春をあらわすニンフ(精霊)のホーラが、衣を手にヴィーナスを迎えている。 Copyright/Photo:The Bridgeman Art Library/DNP Archives